アルツハイマー型認知症の薬は2つの系統があります。
2021/04/02
一つは、脳内に足りなくなっている物質を補う働きを持っている薬です。これまでの研究でアルツハイマー型認知症では「アセチルコリン」という物質が脳内で減っていることが分かっています。これを補う働きを持つ薬が3種類あります。3種類は少しずつ性質が異なるためAという薬が合わなくてもBという薬が合うこともあります。また、飲みやすいように液剤になっていたり、飲むことを嫌がる場合には貼付薬(貼り薬)のタイプもあります。もう一つは、脳内に入ってくる情報を整理して、必要な情報を伝えやすくする薬です。アルツハイマー型認知症では脳内の情報を受け取る働きが過剰に興奮していて、不要な情報まで取り込んでしまうようになっているといわれています。この情報の混乱を整理する働きを持つ薬があります。この薬は中東程度に進行したときに有用といわれています。です。
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