認知症への備え
2021/07/31
6つのライフスタイルで予防しよう
1.よく噛む2.よく食べる3.よく動く4.よくしゃべる5.よく笑う6.よく眠る
認知症の予防とは先送りすること
長生きすると、いずれなるかもしれない認知症。生涯、完全に予防することは
困難ですが、発症を先送りすることはできます。認知症の多くは発症の20年以上前から脳に少しずつゴミタンパク(以下ゴミ)がたまり始めることが分かっています。そして一定量以上にゴミがたまると認知症を発症します。
ですから予防の基本は、ゴミを貯めにくい毎日を送ること。しっかり食べ、しっかり休みいつも喜んで脳がイキイキと動くことがポイントです。
「認知症は嫌だ!」と怖がるほど、恐怖感で脳の神経細胞が傷つき、認知症になりやすくなります。
6つのライフスタイルが予防のカギ
脳にゴミを貯めずに、認知症の先送りするライフスタイル。それは、「よく噛んでよく食べ、よく動いてしゃべり、よく笑い、よく眠る」ことです。
噛むことは、脳に食べ物の情報を送り、脳の神経細胞を目覚めさせる行為です。そこで大切なのは、お口の健康です。歯周病があると菌が脳内迄入り込んで、認知症を加速させるため、口腔ケアが必須です。
また、脳の働きも食べ物の栄養で支えられています。過食、偏食は禁物。いろいろなものをよく噛んで食べて栄養のバランスをしっかりとりましょう。
さらに適度な運動をすることで記憶力向上に役立つ物質が脳内に増えることが分かっています。歳とともに横着になってはNG!生活の中で良く動くことも大切です。
ところで一人暮らしの方などはしゃべる機会が減りやすいものですが、無口でいると認知機能が低下しやすいことが分かっています。近所の人や買い物先、ペットとともにおしゃべりを。そして、笑って楽しく過ごすと脳が活性化して記憶や学習能力が高まります。悩みは抱え込まずに、なるべくご機嫌に過ごしてみましょう。
睡眠中には脳からゴミが取り除かれるので、よく眠ることも認知症の予防(先送り)のカギです。
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