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高齢者免許返納 運転やめてほしいけど.......

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高齢者免許返納 運転やめてほしいけど.......

高齢者免許返納 運転やめてほしいけど.......

2021/11/26

高齢者免許返納「 運転やめてほしいけど.......」
 「何言ってんだ」。東京都の40代の女性が運転免許の返納を父親に持ち掛けたところ、70代の父から返ってきたのは、強烈な拒絶だった。宮城県の海沿いに住み、最寄り駅まで歩いて1時間かかる。「事故を起こしてからでは遅い」が頑固な父に、ついため息が漏れる。
□公共機関が乏しい地域で暮らす高齢者にとって、車は買い物や通院など生活に欠かせない移動手段だ。生きがいだったり、出かける際の自分の役割と考えていたりする人も少なくない。
強引な説得でプライドを傷つけると、より難しくなるどころか、家族関係がこじれてしまう。日本総合研究所の岡本真希子・副主任研究員は「加齢で約束を忘れるなどの失敗が増えても、それを引き合いに脅すように説得するのは逆効果」と指摘する。
 いきなり「危ないから」でなく、運転を続けたい気持ちに向かいつつ、長期的に話し合う覚悟が必要だ。事故のニュースや知り合いのヒヤリハットなど第三者の話題から入ると「自分のことだ」と受け止めてもらいやすい。
運転に自信があり、聞く耳待たない人も。東日本高速道路が2019年に65歳以上のドライバーを対象に行った調査では、71%が自信があると回答した。
NPO法人高齢者安全運転支援研究会はどこが危険か、本人が気づくのは困難という。家族が普段から運転を見て意思疎通を図ることが大事と話す。車に同乗し、適切な車間距離をとれているか、winkerの出し忘れ等ないかなどを観察する方法を勧めている。同会は軽度認知障害の場合、運転時に現れやすい30の症状をまとめており、参考にしたい。ドライブレコーダーを設置し録画映像を一緒に確認するのも、運転技術の認識の差を埋めるのに有効。「寄り添って運転を見守り、繰り返し話し合うことがポイントになる」
■代わりの移動手段                          話し合いが必要な場合、行政や病院など専門機関に助けを求める手もある。全国の警察の免許センターなどに相談窓口が設けられている。問い合わせは全国統一の専用ダイヤル♯8080。家族の話に耳を傾けないケースなどは、本人と直接面談するほか、記憶力や判断力を図る簡易検査を促す。認知能力低下と判断されれば、専門医の診断を受ける。認知症と診断の場合は免許取り消し処分を行う。
返納すれば、買い物などは従来通りに行えなくなる。公共機関での移動を増やしたり家族が運転したりして、返納前から運転しない生活に徐々に移行していこう。
♦代わりの移動手段その2  
 事故を起こさないためには車に乗らないというのが最善の方法ではあるが、冒頭でも述べたように、生活をするうえでどうしても何らかの移動手段に頼らざるを得ない方々かたくさんいるのも事実である。
そこで免許返納後も、免許なしで乗れる乗り物を利用することをお勧めしたい。
それはシルバーカーといわれる充電式の電動の4輪車いすである。
時速6Kmのスピードでまでしか出ないが、これであればまず事故を起こす心配がない。購入にあたり必ず試乗が行え、安全講習も受けられ保険も付保されている。充電式のため環境にもやさしく、1充電で約25Kmも走行でき、買い物や農作業に畑に行くなどの移動手段としては最適の乗り物だ。
新車であれば30数万するが、中古が販売されており安価に入手できる。
詳細は介護用品愛ショツプ(TEL 070-2188-8669)迄問い合わせてみるのもよいかと思います。
■社会とのつながり保つ
 外出が激減すれば、認知症やうつ病になる恐れもある。返納をゴールとせず、活動的な生活を支援が欠かせない。
筑波大の市川正雄教授が愛知県内の65歳以上を対象に行った調査では、運転をやめた人が要介護認定されるリスクは、続ける人より約2倍に高まった。
「運転しないことが閉じこもりなどにつながり、筋力や認知機能が低下する傾にある」と語る
必要なのは通える場を作るのが有効という。例えば地域の運動グループや、趣味・習い事などのコミュニティーだ。会場のカギを開ける、いすを並べるなど生活圏で自分の役割を見つけることで外出を習慣化したい。

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