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人生100年の羅針盤 シニア筋トレ

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人生100年の羅針盤 シニア筋トレ

人生100年の羅針盤 シニア筋トレ

2022/05/07

 飲み込むのも筋肉の力だ                                  
「おいしい」は「うれしい!」
バランスの取れた食事は健康の基本。食べ物を飲み込む時も筋肉が働いている。嚥下に関わるのどのあたりの筋肉だ。筋肉なので他の部位と同じように加齢とともに衰えてしまう。しっかり鍛えておいしく食べられる喉を作ろう。
 のみ込む動作に欠かせない主要な筋肉に舌骨上筋群、舌骨下筋群がある。
喉の前側に位置している。嚥下(のみ下す)に加え、首を前に曲げるときにも働く。飲み込む筋肉をどう鍛えるの?と思われるかもしれないが,首の動きに負荷をかける手がある。首周りの他の筋肉も鍛えられるので一石二鳥だ。 
 椅子に座って上を向き、おでこに手を当てよう。手でおでこを押して負荷をかけ、その力に抵抗しながら首を前に曲げていく。顔が下を向くまで動いたら、今度は後ろに戻していく。この時も手で押すのに耐えながら、ゆっくりと動かす。
 座る姿勢がポイントだ。背筋を伸ばして座り、できるだけ状態を固定して前後に揺れないようにしよう。状態が動くと首の動きが小さくなり、首の筋肉の十分な運動にならなくなる。背もたれに背中を預けて動くのでもよい。
 のみ込む力を保つためには普段からしっかり固形物を食べることがまずは重要になる。食べることが喉の筋肉を鍛えるという好循環を生むからだ。そのうえで今回紹介した筋トレにも挑戦してほしい。
 のみ込む力は豊かな食生活への第一歩。食事を楽しめれば、生きるエナジーが沸き上がってくるはずだ。おいしく食べて筋肉も鍛えよう!
 のみ込む力を保つことで誤嚥を防ぎましょう。
(以上、近畿大学准教授 谷本道也氏の論評より)

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